羽奏です。
皆様、お盆は如何でしたでしょうか？
さて、お盆前に、数ヶ月ぶりのお客様がお越しになりました。
前回、HPを見られて初めてお越しになり、長く話しこまれて帰られました。
一目見ただけで前世でのその方はシャーマン（呪術者・霊能者）であったのだろうなとわかるくらい、外見や持っているオーラが特殊なムードを持っておられました。
匂いがする、と言うのでしょうか。
明らかに「こちら側」の人間。
ジャイロスには霊能者のもとつひ先生が居ましたから、前世や霊能関係のご相談ならもとつひ先生を指名される筈ですが、羽奏を指名されてのお越し。
お話をしているうちに、ああ、なるほど、私であったわけがわかりました。
この方のルーツ。
前世でシャーマンであったこの方の、現世での能力を伸ばすことや自分とは何なのか？を追求していくための情報を羽奏が持っていたのでした。
もとつひ先生は神道ですから、ルーツが違う。
寧ろ、羽奏の方がこの方とは近いルーツでした。
非常に勘の良い方だな…と思いつつ、ルーツは違えど同じスピリチュアルを扱う者として、もとつひ先生とお話されるのも面白いかもですよ、とその日は紹介だけしてお帰りになりました。
そして、数ヶ月。
ひょっこりお越しになられたのです。
羽「今日は？お茶ですか？鑑定ですか？」
お客様「今日は…あっ！」
その方は、本棚に貼られた、追悼もとつひ先生の紙を見て絶句。
お客様「私、この方に会わなければ…会いたいと思って。何故かそう思って来たの。そう、亡くなられたのね。だから、こんなに会いたいと思ったのね」
ああ。
流石、勘の鋭いかた。
この方が初めてお越しになられて後まもなく、もとつひ先生は入院されていました。
またすぐにこられても会うことはなかったでしょう。
亡くなられて、暫く落ち着いた頃…でも四十九日はまだ。
それまでは、まだ魂はこちらに留まっています。
そう、毎日、先生のエネルギーはジャイロスに出勤されていました。
（亡くなられても真面目な方です（笑））
本当に良いタイミングで来られたのでした。
羽「よければ、お線香をあげてもらえませんか？」
お客様「もちろん」
お線香をあげて手を合わせて・・・
お客様「見えるわけじゃないんだけど、ここに、立っていらっしゃる感じがするの。初めて見る顔だなって、にこにこされてるわ」
羽「四十九日がもうすぐですから、それまでに会えましたね」
お客様「本当に・・」
そして、お茶を飲み少し話こまれて帰って行かれました。
静かな静かな、最初で最後のお二人の出会いでした。
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