あなたの人生を豊かにする、情熱占い師、羽奏ですヽ(´▽`)/
先日、実家に顔を出している時、障がいをお持ちの方や難病の方の番組をTVでやっていました。
結合双生児。
この特集になった途端、うちの両親は
「枯葉剤…かわいそう」
「見世物でしか生きていけないなんて…かわいそう」
口ぐちに言うのです。
タイのまだ幼い双生児は親が育児放棄し、寂しげでしたが、インドの田舎町に暮らす妙齢の女性。
彼女たちはひっそりとインドの田舎町に暮らしていました…
とのナレーション。
…なんて神秘的で美しい。
まるでお伽話の魔女か異世界の住人のような姿。
彼女たちは、人目を避けてくらし、月に何度か街の見世物小屋へ出勤。
綺麗にお化粧をして、お客様にお金をもらい立ったり回ったりします。
インタビュアーが見世物小屋の仕事はどうか?と聞くと、
楽しい。と。
分離手術を受けたいか?と聞くと
受けたくない。
これは神が決めた運命なのだから。これがいい。と。
インドの田舎町では殆ど仕事もない中、彼女たちは家族、使用人、全員を養い、この地域では高級な食生活をしていました。
誰がかわいそう、と決めたのか。
結合双生児に産まれたことが不幸なのか。
そんなものは、五体満足に産まれた先進国の概念でしかありません。
この特集を見て辛くなったなどコメントをしている人もいましたが、それはその人の価値観や概念が浮上しているだけに過ぎない。
この地域では、彼女たちの姿の方がお金が稼げて裕福な暮らしが出来るのです。
彼女たちは、誇らしげに生きていました。
人目を避けてくらしていたのは、その姿がお金になる特別なものだから。
人はとかく自分の中の物差しで幸不幸や意味づけをしますがそれは他人にとっては迷惑でしかないこともあるのです。
以前、羽奏がマイノリティーであることを知られた方が、苦労されたでしょう?とか、無理に隠さなくてもいいんですよ、自分を出して下さいとか言われて、苦笑するしかなかったことがあります。
この人たちからすれば、自分の世界にはいなかった人種で新しいタイプの人に理解を示さなればいけない、と必死だったのでしょう。
別にマイノリティーだから苦労したわけじゃないんだけどね〜
それにワザワザそこで宣言する必要がなかっただけで隠してはなかったのですが。
大層な人生を歩んでいるように思われたのでしょうね。
同情、は相手を自分より下に見る行為。
うちの両親は福祉関係の仕事でしたが、ずっとそこに気付かないまま。
未だに、障がいがある人をかわいそうとか言っとります。
あーあ
手話で会話をする人たちを興味津々で見ていて、
楽しそうだね、
と呟いたら
楽しくなんかないわよっ!
あれはかわいそうって言うのよ!
と怒られた幼少期…
(なんなんだろうね〜差別意識植え付けてるってわからないのかな)
それから「かわいそう」と言う概念にずっと違和感を持ち続けていました。
かわいそうな人、にしているのは他ならぬ、社会や周りの人たち。
本来、人1人の人生を自分の概念でジャッジするべきではないのです。
ついついネガティヴな意味付けやジャッジをしてしまう人は物の考え方や自分が発している波長が低いと言うことです。
ただなんの概念もなしにフラットに見ること。
それが人への尊厳、尊重をし、勝ち負けや上下に囚われない自由な生き方なのですね、
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