どうも。あなたの人生を豊かにする情熱占い師、羽奏です。
今日の電話占い。
久々に朝から大きな声を出してしまった。
宗教関係の勧誘のご相談。
宗教については皆さんそれぞれ信じているものがあるだろうから、とやかく言いたくはないが、このクライアントさん、とある新興宗教に勧誘されて困っているとのこと。
私の印象…脇が甘い。
この方自身、人生に迷いや自身のなさがあるのだろう。
それはわかるが、断り方一つに
…主人が許してくれないから。
…娘が嫌がるから。
…こう言うのはどうでしょう？
…いや、でも復讐されたりしないかしら？
何故、自分が嫌だから。
と言えない？
「この宗教には入りたいのですかッ！あなた、さっきから勧誘を断れない理由ばかりさがしてますが！」
一喝。
揺れが止んだ。
…ち、違います！ただ、この宗教はそんなに良くないものなのですか？
そう言うことを言ってるんじゃない。
宗教の内容が良かろうが悪かろうが関係ない。
自分を後回しにして、他者を拝み、そこに迎合する行為が問題なんだ。
コレを拝めば◯◯さまのお力で救われる。
完全に他力本願だ。
そして、他は努力しなくとも？
拝むだけで？
確かにお経やコーラン、聖書の言葉にはエネルギーがある。
オーラをシールドする力もある。
しかし、宗教は赤の他人を敬い、自分を置き去りにして、権力者の言いなりになるものだ。
ブッタもキリストもマホメットも、ただ、人よりも悟りを開くのが早かった、とか一般より勉強が進んでいるだけの人たちだ。
キリストが奇跡を起こした→霊能者かヒーラーだったのだろう。そんなところだ。
彼らは自分が習得した勉強やヒーリングが良かったから、周りの人にお伝えしただけ。
その教えを後世の権力者たちが庶民を支配するために宗教として利用したのだ。
世界三大宗教から派生した色んな宗派や新興宗教も含めて。
聖人と、呼ばれた彼らは純粋に自分の習得したものを知って欲しかっただけなのに。
権力者が作り上げた宗派によって紛争や対立が起こり本来の意味をなさなくなっているのではないか！
そして他力本願でいると、願いが叶わなかった場合に、どこかでその対象を恨むことになる。
結局は自分の人生を生きていないのだ。
「神さまは心の中に宿っているんです。だからまず自分を敬うこと、それは神を敬うことなんです。そして他者の心にも神は宿っています。だから自分と同じくらい人も敬うこと。自分をほったらかしにして他者を拝むことじゃない」
誰か自分以外の人を祭り上げ、迎合するなど、自分の中の神を蔑ろにしている行為。
それをわかった上で特定の宗教の教えを勉強するならばなんら問題はないのだが。
その話をして、納得されたようだ。
おそらく占いジプシーで、この宗教は良いとか悪いとか振り回されていたのだろう。
きっと救われる対象を無意識に探していたのだろう。
でも、なにかこの宗教に納得出来なくて迷っていたのだ。
「セラピストやヒーラーになることをお勧めしますよ。心理学とヒーリングをみっちり勉強して、自分で立てるようになったら、他者を癒すこともできる。其方の方がお金も入るし有意義ではありませんか？」
彼女の声が、オーラが、パッと明るくなったのが感じられた。
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