占術。色の力。

羽奏です。

今日は占術のお話なんかを書こうと思うのですが。
ま、羽奏は西洋占星術とタロットを「占い」では占術として使っています。

補助としてカウンセリングをしながら場合に応じて、色鉛筆で色を塗ってもらいクライアントさんの心の状態を見るカラーセラピーなども使います。


占いとは、命(めい)・卜(ぼく)・相(そう)の三種類の占術を悩みに応じて組み合わせると、的中率が増すと言われてまして。

命は西洋占星術、四柱推命、宿曜など生年月日からその人の運勢を読む、統計学。

卜はタロット、おみくじ、ルーン、サイコロなど偶然性を利用して身近な未来や気持ちなどを読む。

相は、手相、人相、夢などその方の生き方などが現れるものを言います。


さて・・・羽奏、命と卜は使用していますが、相は・・・はて?と考えた場合。
ありました!
カラーセラピーです。

統計学やタロットで過去や心の内面が出た時に「う~ん?」とよくわからない顔をされる方がいらっしゃいます。
それから、悩み自体がよくわからないけど、なんだかもやもや、漠然とした不安が取れない、将来に希望が持てないって方もいらっしゃいます。
こう云う時に色の力を使います。

相はその方の生き方が如実に表れるもの。
手相はその方の考えや行動が手のひらのシワとなって現れ、夢はその方の不安や心の状態が夢となって現れ、カラーセラピーはその方の選んで塗った色が心の状態をそのまま映し出しています。

人は時に自分の心に嘘をつきます。
本当は傷ついているのに、大したことないと思いこんでみたり。
怒っているのに、怒りに蓋をしていたり。
嬉しいのに出してはいけないと思っていたり。
泣いてはいけない、常に楽しくなければ・・
強くないといけない・・・などなど。

本当の自分と言うものを隠して、隠して、隠して・・・自分自身でわからなくなっていることが沢山あるのです。

だから、タロットや占星術で出た「自分」が当たっているのか当たっていないのかよくわからない。
自分が何が好きで何を望んでいるのか分からないので、将来に希望がもてない、不安がある。

そんな時、色は本人の気付いていない心の嘘を暴き出してしまいます。

これは、はっきり言って怖いことです。
ご本人が、長年この世の中で生き抜いていくため身につけてきたココロの鎧をペロンとめくって、その生身の自分を目の前に突きつけられるのですから。

涙を流される方も沢山いらっしゃいます。

だから、羽奏はその事実を優しく、出来るだけ優しく。
傷ついて震えている子供を目の前に見せるのです。

「あなたの心の中の子供はこんなに傷ついているんだよ。気付いてあげて、ケアしてあげて」

このメッセージを伝えています。