占い師という職業

あなたの人生を豊かにする情熱占い師、羽奏 楽です( ̄▽+ ̄*)

最近、友人の占い師が悩んでおりました。
彼女は長く自宅で鑑定をしていたものの、去年占いの店をオープンし数名の鑑定士とともにここまで来られていました。

そんな折、鑑定士の先生方との問題が勃発…

彼女はとても瞬発力に優れ行動力とエネルギッシュさが素晴らしい人。
脆いところはあるものの、持ち前の気の強さでグイグイと人を引っ張っていく人でした。

そんな彼女ですから人材が集まってきます。

ここで働かせて欲しい。

そうやってきた鑑定士が、お客様がつかなかったり、店のルールを守らなかったり…

羽奏にも覚えがあります。
ジャイロスオープン当初10名以上鑑定士の先生方はおりました。

1年経った時、お客様がついている先生数名だけを残して少人数でやっていくことを決めました。

占い師は個人事業主です。
店に入っていても業務委託のようなものです。

店が宣伝するものの鑑定士本人の営業努力なしには成り立たない仕事。
なので、営業努力をしない人はお客様がつかず、辞めて行くことも多い仕事です。

ここを先生たちに自覚してもらうのがとても難しい。
時給が出ているわけじゃないから、と好き放題する人だっています。

人をまとめるのは大変なものですが、あまりにも自分の無力さを感じ凹むこともしばしば。

疲れて行ったヒプノセラピーで言われたのは

「トップが強いと下が育たないものですよ」

そうか・・・そうだな。
私は一人で頑張っていたのかもしれないな。
全部、自分でやりすぎてたのだな。

そぅして羽奏は甘えることを覚えたのでした。

そんな折、経営者向けの自己啓発に通っていた時に、そこのトレーナーに鑑定士の悩みを話したところ

「勿論、自分の改善点はあるだろうけれども、アンタは一番難しい部類の人間を扱っていることをまず、自覚しときなさいよ」

と言われ気持ちがラクになったのです。

そう、占いとは特殊な世界です。
人の心や未来や目に見えないものを扱う仕事、まずは自分探しでこの世界に入る人が圧倒的に多いのです。

自分が何者かもわからず、グラグラとしている状態で何となく直観力や霊感が働き、占いの技術を身に付けてしまった者は自己顕示欲の塊となって、時にクライアント様に対して威圧的になったり依存させたり傷つけてしまうこともあります。

そんな未熟な人間が実は多い世界。

そう云った占い師は、店のルールが守れなかったり、お客様が付かない、長続きしないことが多い。世間の常識、と云ったものから逸脱していることもしばしば。

視える聞こえる、直観力が鋭いとは、心が不安定でもあるから、そう、なのです。

そこを課題として乗り越えて行くために厳しい修業をしたり、心の問題と向き合うためにひたすらに勉強をするのです。
そして、ブレにくい自分を作りあげ、正しいエネルギーと繋がり、メッセージを降ろしたり、クライアント様に良い影響を与える鑑定ができるようになるのです。

未熟であること・・・が悪いわけではありません。
そこを選択するのは、その人の人生。
しかし、そう云った人は個人事業主である占い師は向いていないのです。

人のせいにせず、誰かに迎合せず、自分で主体的に人生を切り開き、自分を高め、前に進んでいくことを努力できる人間。それが良い鑑定が出来る占い師となりうるのです。
少なくとも羽奏はそう思います。

やたらに霊が視えることやネガティブな未来しか言わない鑑定士は羽奏は信用しません。

ああ、この人は自分が未熟であることを自覚していないのだな・・・と。
そうやって他人の気を引きたいのだな・・・と。

今、ジャイロスは良い人材が残っているな、と感じます。

当て物占いではなく、きちんとクライアント様に向き合い話を聞くことができる、そして自分の専門分野を駆使してクライアント様を癒すことができる、そんな鑑定士。

・・・今年の11月で6周年となります( ̄▽ ̄)

羽奏。

頑張ってますw