シンデレラ映画

羽奏ですψ(`∇´)ψ

ゴールデンウィーク真っ只中、姪っ子ちゃん連れで映画シンデレラを観てきました。


感想は
う~む。

子供向け?


ディズニーらしい善悪ハッキリした作りなのでしょうがね。


監督インタビューで、継母が何故あんな性格になったのか、

心情などが深く描かれているとのことでしたが。
(だからオスカー女優を起用したってさ)


どうにも中途半端感が否めないのでした。



このおかーさま、飼い猫にルシファー(堕天使)なんて名前をつけちゃう当たり、

結構な歪んだ性格の持ち主(笑)


妬み嫉みでシンデレラを苛める結果となりましたが、そもそも。
再婚した男が亡き前妻を忘れられず愛娘を溺愛しているのを見ていたため。
その娘も「お母さまに会いたい…」
しかも、出来の悪い2人の娘を育てる為に再婚したのに、その男も突然死。
義理の娘は王子に見初められそう。


「私は不幸。これで終わり」


シンデレラの前でそう嘯く継母。
虚勢を張って生きてきたネガティヴ思考の持ち主なら、この境遇は耐えられんかったでしょうな。


愛と勇気の物語に仕立てあげたって言うなら


最後に、王子が迎えにきたシンデレラが継母に向って言った捨て台詞
「あなたを許します」

(゚Д゚;)

おいおい!


「お母様」
と言ってあげてよ。


あのセリフでコケそうになった羽奏( ̄◇ ̄;)


王子が迎えに来た時点で王妃になるのは確実。

継母の命運はシンデレラに握られたも同じ。

それが分かった途端、「あなたを許します」ですか・・・

さっきまで「あなたなんか母親じゃない!」言うてたやん。

どれだけ上から目線なんや(T_T)

結局、おとぎ話の域を出ないのか。
そして悪者は追放されめでたしめでたしなんや。




愛と勇気を産みの母から教えてもらっているなら、

苛められたけど、あえて継母の心情を汲んで「お母さま」と呼んであげて欲しかった。



悪いことをすれば罰を与えられる、幸せになれない。

正義の前には悪は屈する。そんな、マイナス要素の教訓を植え付けるおとぎ話よりも、人を信じる慈悲の心…本当は根っからの悪人はいないのだと、フラットに広い意味で愛を持つことを教える話ならもっとストーリーに深みが出たのになあと思うのでした。

この映画、どうやら女子のハート鷲掴みのようであちこちで良かった~!泣いた~!と書いてる人多!(O_O)
すまん、羽奏、女子じゃないから(笑)
正直、期待ハズレやった^^;

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